課題:子どもが長い時間を過ごす場所の、空気環境
園舎や教室は、子どもたちが一日の多くの時間を過ごす場所です。保護者や施設の運営者は、その空間の空気環境や建材の安全性に敏感です。床材や内装から出る化学物質、こもりがちな室内の空気。こうした点にどう配慮するかが、園・学校の案件では問われます。
施工:教室・園舎の床全面に、備長炭の塗膜をつくる
この事例では、教室・園舎の床全面にチャコールペイントを塗布しました。塗布するのは床スラブの面で、この上に転がし根太を組んで床板を敷くため、塗装した黒い部分は完成後には見えません。原料である備長炭の多孔質構造が、空気中の化学物質やにおいの原因物質を吸着し、室内の空気環境を整える働きが期待できます。あわせて備長炭のマイナスイオン効果により、子どもたちが過ごす空間を快適に保ちます。塗料自体はホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆で、内装への使用制限を受けない安全等級です。
効果:安全等級と、空気環境という二つの根拠
床全面の塗膜が、備長炭のはたらきで、日々の空気環境づくりを支えます。使う塗料そのものが F☆☆☆☆ であることは、保護者や運営者へ安全性を示す明確な根拠になります。子どもの過ごす環境という視点で、「安全な建材を使い、空気環境まで配慮した」という説明ができる状態を、床の施工でつくれます。
工務店さまへの提案ポイント
園・学校の案件では、保護者や運営者が「子どもの空気環境」を重視します。F☆☆☆☆の安全等級と、備長炭による空気環境づくりという二つの切り口は、選ばれる根拠になり、他社との提案の差別化につながります。床という広い面積で、機能と安心を同時に打ち出せます。
材料選びの考え方は、コラム「幼稚園・学校の塗料選び|床から考える空気環境とチャコールペイント」で紹介しています。

