基礎コンクリートの劣化は、表面に早い段階からサインが出ます。ひび割れや白華など確認したいサインと、ハイドロ・スカイで進行を抑える考え方を紹介します。
「うちの基礎、あと何年もつの?」外壁の塗り替えや点検の際に、お施主さまからこう聞かれることがあります。基礎コンクリートの劣化は一気には進みませんが、表面には早い段階からサインが出ます。見方を知っておけば、お施主さまに具体的に説明でき、対策の提案にもつなげられます。
基礎に現れる劣化のサイン
基礎まわりをぐるりと見て、次のような状態があれば劣化が始まっているサインです。お施主さまがご自身でも確認できるよう、チェックリストとして示すと伝わりやすくなります。
・ひび割れ(クラック):髪の毛ほどの細いものから、幅の広いものまで。
・白い粉や結晶(白華/エフロ):内部の成分が水とともに染み出した跡。
・表面のボロつき・粉ふき:手でこするとザラザラと崩れる。
・鉄筋の露出・サビ:コンクリートが欠けて中の鉄筋が見え、赤茶色にサビている。
サインの正体は「中性化」と水分
コンクリートは本来アルカリ性で、内部の鉄筋をサビから守っています。ところが空気中の二酸化炭素や雨水の影響で、表面から少しずつアルカリ性が失われていきます。これが中性化です。白華やひび割れは、そこに水分が出入りしているサインです。中性化と水分がそろうと、鉄筋を守る力が弱まっていきます。
放置すると、鉄筋のサビから「爆裂」へ
鉄筋はサビると膨張します。膨らんだ鉄筋が周りのコンクリートを内側から押し割り、表面が剥がれ落ちます。これが爆裂です。ここまで進むと補修の範囲も費用も大きくなります。ひび割れや白華の段階で手を打てば、この流れを遅らせられます。
表面から含浸させて、進行を抑える
ハイドロ・スカイは、基礎の表面に塗って内部へ含浸させる材料です。中性化の進行を抑え、止水・撥水で水分の侵入を防ぎます。水分が残っている面にも施工でき、微細なクラックにも入り込むため、サインが出始めた基礎の延命に向いています。外壁改修や定期点検のタイミングで、お施主さまに基礎対策をあわせて提案できます。
よくある質問
基礎の劣化のサインには、どのようなものがありますか?
ひび割れ、白い粉や結晶(白華/エフロ)、表面のボロつき・粉ふき、鉄筋の露出・サビなどです。
爆裂とは何ですか?
サビて膨張した鉄筋が、周りのコンクリートを内側から押し割り、表面が剥がれ落ちる状態です。ここまで進むと、補修の範囲も費用も大きくなります。
サインが出始めた基礎にも施工できますか?
ハイドロ・スカイは水分が残っている面にも施工でき、微細なクラックにも入り込むため、サインが出始めた基礎の延命に向いています。

