東京駅丸の内駅舎や髙島屋 東京店(日本橋)など、国の重要文化財の保護工事でハイドロ・スカイ SKY-SPが使われています。表面に膜をつくらず、建物の見た目を変えずに内部から守れるのが特長です。同じ考え方は、住宅の基礎にもそのまま活かせます。
歴史的な建物を直すとき、大切にされるのは「元の姿を変えないこと」です。表面に膜をつくる塗装や防水では、色やつや、質感が変わってしまうことがあります。国の重要文化財の保護工事で、膜をつくらない浸透型のハイドロ・スカイが使われてきた背景にも、この考え方があります。
東京駅丸の内駅舎:外観を損なわずに中性化を抑える
東京駅丸の内駅舎は、国の重要文化財です。復原・耐震補強保存工事では、天井裏ドームのコンクリートにSKY-SPが塗布され、工事記録に明記されています。外観を損なわずに中性化を抑える、浸透型の技術として採用されました。
髙島屋 東京店(日本橋):意匠を保ちながら耐久性を高める
日本橋の髙島屋 東京店も、国の重要文化財です。文化財を保護する工事でSKY-SPが使われ、建物の意匠を保ちながら耐久性を高めています。
このほか、京都市美術館・桜水館などの歴史的建築でも、美観の維持と劣化防止・防水性能の向上のために使われています。
膜をつくらないから、見た目が変わらない
一般的な防水材や塗装は、表面に膜をつくって守ります。効果はすぐに出ますが、紫外線で傷んだり膜がはがれたりすると防水が失われ、数年ごとの塗り替えが必要になります。湿気を通しにくい膜の場合は、内部に水分がたまり、膨れやはがれの原因にもなります。
SKY-SPは、毛細管現象でコンクリートの内部へしみ込み、中で反応して結晶化します。表面に膜をつくらないので見た目が変わらず、水の侵入は防ぎながら、湿気は外へ逃がします。中性化で失われたアルカリ性を回復するはたらきもあります。
同じ考え方は、住宅の基礎にもそのまま使えます。基礎コンクリートの質感を残したまま、内部から中性化を抑えられます。塗布したあとの面には水性・油性どちらの塗料も塗れるので、外壁リフォームに合わせて基礎を仕上げ直す場合にも組み合わせられます。
よくある質問
重要文化財では、どこに使われましたか?
東京駅丸の内駅舎の復原・耐震補強保存工事(天井裏ドーム)と、髙島屋 東京店(日本橋)の文化財保護工事で、SKY-SPが使われています。
塗ったあと、見た目は変わりますか?
SKY-SPは表面に膜をつくらず、コンクリートの内部にしみ込んで反応します。そのため、見た目は変わりません。
住宅のどこに使えますか?
新築・リフォームの住宅基礎のほか、擁壁や駐車場・土間などのコンクリートにも使えます。
お施主さまには「文化財と同じ守り方」と伝える
基礎の処理は、お施主さまにとって目に見えにくい工事です。「東京駅や髙島屋の保存工事でも使われた、見た目を変えずに守る技術です」と伝えると、イメージしてもらいやすくなります。新築なら基礎の内側と外側の両方に施工できる時期に、リフォームなら外壁塗装と同じタイミングに、と提案の機会も組み立てやすくなります。
この記事で紹介した商品
ハイドロ・スカイ|表面に膜をつくらずコンクリートの内部にしみ込み、見た目を変えずに中性化を抑える浸透型の保護材。東京駅丸の内駅舎、髙島屋 東京店(日本橋)など重要文化財での採用実績があります。


